Re: 【タイトル未定】オリジナル小説( No.4 )

日時: 2018/01/09 15:15
名前: 李信◆ZkdcFLjE7Q
ID: 5/2OST96

一条定景改め秋月種景が自己紹介を済ませると、今度は先に居並んでいたこの少弐家の家臣達が次々と名乗り、種景に挨拶していく。

名前は名乗った順に
神代(くましろ)勝長、馬場頼政、筑紫義門、小田資盛、平井胤治、神代勝義、馬場頼長、筑紫頼門。

その内、神代勝義と馬場頼長は種景や資長と同い年である。入学式では偶然出会わなかったが、彼らは同学年で同じクラスであることも判明した。

一通り自己紹介が終わると、少弐家の当主である少弐資秀が種景に話しかける。

「しかし、貴殿が一条殿ではなく秋月殿になったということは…どうやら上手くいったようだな」

何かを含んだ言い方である。

「元々無口かつ他人と信頼関係を築くのが苦手な俺にしてみれば随分難儀したがな。何とか秋月家の家督を継ぎ権力を得ることに成功した」

瞑目しながら種景が応える。

「これで惟住家の奴儕に対抗し得る力を我らは得たわけだ、種景殿」

「漸くスタートラインに立った。後は惟住一党を抹殺し天下を握るのみ」

短いやり取りを終えると、資秀がパンッと両手を叩いて鳴らす。